東海地区大物機械加工懇談会

2024年度定期総会を4月26日に名古屋市内のホテルで開催しました。総会とあわせ「24年度第1回理事会」、講演会、懇親会を実施。第1回理事会には11人の理事が出席し、会員企業見学会や夏季交流会、国内研修旅行などの年間行事について討議を行いました。定期総会には30人が出席。23年度の活動結果や会計報告のほか、24年度事業計画や事業予算などの報告を行い、すべて承認されました。

基調講演には、ビジネス支援家の松浦俊介氏を招聘し、「隠れた強みが事業を創る」をテーマに講演をいただきました。「中小企業の相談を受ける際に大事にしていることは、その会社の話をじっくりと聞くこと。相談の中で、本人たちが気づいていない会社の良いところやセールスポイントを見つけ、それを商品やサービスに生かすことで売上アップにつなげている。」（同）と説明。実際の中小企業の相談事例を引き合いに、ビジネスチャンス拡大のノウハウをわかりやすく解説いただきました。

松浦氏は、大学卒業後、信州大学等のパブリックセンターで創業支援や産学連携、地域資源を活用した新商品開発等に携わってきました。直近では、関市ビジネスサポートセンター副センター長や大垣ビジネスセンタープロジェクトマネージャー等を歴任。2024年4月からビジネス支援家として活動を始めていますが、これまで1200社、6000件以上の相談に応じてきた実績の持ち主です。