東海地区大物機械加工懇談会

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2024.01.26

新年賀詞交歓会・講演会を開催しました

■ 2023年度 第5回理事会を開催
新年会に先立ち、第5回理事会を開催しました。理事会では2023年度・24年度の行事に関して「2023年度海外研修会」や「2024年度定期総会」「会員企業相互の工場見学会」「夏季交流会」「秋季国内研修会」について討議しました。

■ 新春講演会
基調講演では、慶応義塾大学大学院メディア研究科付属 メディアデザイン研究所所員 花田経子氏より「サイバー攻撃への事前対策・事後対応のすすめ ~『こんなこともあろうかと』の精神で乗り切る」をテーマにご講演をいただきました。

講演会の冒頭、パソコンとプロジェクターの接続ケーブルの不調で、スクリーンに資料が写せないハプニングが発生。花田氏が予備として持参していた接続機器を使いトラブルを解決したところで「『こんなこともあろうかと』との思いで、常に予備の接続機器を携帯しており、今回はそれが役に立った。リスク対応の一例を、実際に目の前で示すことができ良い事例となったのでは(花田氏)」と、まずはリスク管理の重要性を解説。

続いて「デジタル変革(DX)が進み、中小のリスクは増大している。『うちには重要情報はない』という中小が少なくないが、従業員や取引先などの情報はあるはずで、漏洩した時の被害や信用失墜など影響は計り知れない。セキュリティ対策はリスク対策であり、経営トップが取り組むべき課題と認識すべきだ」と、中小は常にサイバー攻撃の対象となっていることへの警鐘を鳴らした。

中小が取り組むべき対応策として「OSや各種ソフトを常に最新の状態にしておくことは基本。警察など関係省庁が発信している対応策をチェックし、日ごろから最新の情報を入手しておきたい。近年増えているサイバー保険加入をきっかけに、自社の対策を見直してもいい」などと解説した。

■ 賀詞交歓会
賀詞交歓会には、会員企業の約40人が出席。和やかな雰囲気のなか、新春のひと時を過ごしました。